海外取引所への仮想通貨の送金方法

仮想通貨の売買で、国内取引所で売買できる仮想通貨の種類は限られており、非常に少ないです。このため国内で扱っていない仮想通貨を購入したい場合、海外取引所で購入する必要があります。
この場合、購入する資金を海外取引所に送金する必要があります。
今回は主要なアルトコインであるリップル(XRP)を、国内取引所であるBitbankから、海外取引所のBybitへ送金する方法をご紹介します。
この方法は、どの取引所間の送金でも、どの仮想通貨を送る場合も基本的には同じですので、参考にしていただければと思います。
海外取引所への仮想通貨の送金方法(Bitbank⇒Bybitにリップルを送金する)
Bitbankは12種類の仮想通貨の取引ができる、国内の大手の仮想通貨取引所です。私も普段はEthereumの積立や海外送金に用いています。(とはいえ、世界的には小さな取引所です)
また海外の取引所として最近注目を浴びているのがBybitです。取扱いの仮想通貨は127種類(21年12月31日)で、日本語対応もしておりとても使いやすいです。
今回は、Bitbankから送金料金が安いリップル(XRR)をBybitに送る、送金方法の流れを説明します。
①海外取引所(Bybit)のリップルのアドレスをコピーする(入金側)
まずBybitの入金の項目に行き、リップルを選びます
そうするとこのような画面が現れます。画面上で白抜きにしていますが、リップル入金用のウォレットのアドレスになっています。
必要な部分は、
<入金側で必要なアドレス>
・XPR入金アドレス
・XPR Tag
で送金には両方必要になります。文字列の四角の部分をクリックするとコピーできます。この部分を送金時に間違って入力すると、送金できないばかりか仮想通貨は戻らない可能性がありますので、手打ちはやめて必ずコピベするようにしてください。
②国内取引所で引出アドレスを作成する(出金側)
・次に出金する国内取引所側の操作に移ります。Bitbankのメニューの中から、出金を選びます。
・その中でリップル(XRP引出し)を選択します。この状態では、まだBybitのアドレスが登録されていないので、ここでアドレスを追加して必要情報を入力します。
・次に先ほどBybitでコピーした、リップルのアドレスとTagを入力します。ここを間違えて引出手続きをしてしまうと、送金できないばかりかリップルも戻らない可能性もありますので、くれぐれもお気を付けください。
間違いなく入力し終わったら、追加を押してください。アドレスの名前は、後から自分がみてもわかりやすい名前にしておくと良いです。
<出金側の操作>
・PR入金アドレス ⇒ 「リップルのアドレス」 にペースト
・XPR Tag ⇒ 「宛先タグ」 にペースト
・最後に、自分が送金したい金額を引出し数量に入力し、引出し内容を確認すれば完了です。Bitbankでリップルを送金すると0.15リップルが掛かります。1リップル=100円とすると、15円ほどと安いです。
③メールの確認(出金、入金確認)
Bitbankでの入力が完了すると、メールで「出金申請を承認してください」と連絡がきます。送られてきたURLをクリックすると、出金処理が開始されます。メールの確認をしないと出金できませんので、忘れずに行ってください。
しばらくすると、Bitbankからメールで「出金申請完了のお知らせ」および「出金完了のお知らせ」が届きます。この間は5分程度です。これで、出金側の手続きはすべて終了です。
Bybitでの入金手続きは特にありません。出金側の手続き終了後、すぐにBybitから「入金確認のお知らせ」メールが届きます。そこで、出金と入金の金額が一致しているかを確認してください。
また、Bybitの取引所に行って、自分の現物ウォレットの中に、リップルが実際に入金されているかも確認してください。
これですべて終了です。お疲れさまでした。
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